《休憩中・239花祭りの日》

2018年4月8日

2日目の治療も無事終わりました。
二十四節気の『清明』（5日）を過ぎたのに一日雪がちらついていました。
『清明』は「清浄明潔」の略で、清らかで生き生きしている季節という意味ですが
晴れたのは一日だけでまた冬に逆戻りしているようです。

今日は4月8日、『花祭り』はお釈迦様の誕生日です。「灌仏会・仏生会」の行事が
行われます。
2500年前の4月8日、ネパールのルンビニーの花園でお釈迦様は生まれました。

生まれるとすぐに東西南北それぞれに七歩ずつ歩まれ、右手は天を、左手は地を指して
「天上天下唯我独尊」（天にも地にもただ独り、私として尊いのである）
と宣言されたといわれます。

一人ひとりの『いのち』は誰にも代わることのできない、また誰に代わってもらう必要のない
それぞれ「かけがえのないもの」という意味です。

私たち人間は、無意識のうちに自分と他人を比較して優越感や劣等感をいだくことがありますが
「花祭りの日」には、お釈迦様のこの言葉に触れてかけがえのない「自分の命」を見つめたいも
のです。

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