2018年2月7日
「節供」は神々に食物を供じたことに転じています。(節句)
正月は「膳」、上元(1月15日)は「粥」、上巳(3月3日)じょうしは「草餅」
など、その節供に決まった供物をおせち(御節)と読んで捧げたのです。
ですから正月の膳を「おせち料理」と言うのです。
こうした「神がみへの儀式」は日本の「しきたり」として残っているのです。
歴史から生まれた年中行事やしきたりは、仏教にも依存しています。
伝統とは無縁でいても、正月には鏡餅を供えて神仏に一年の幸せを祈り、
厄年には寺社に行って厄除け祈願をしたりします。
自然とともに歩む人生、季節感とともに過ごす人生。
自然を見直すことに目を向けたいと思います。
つづく
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