《自然に学ぶ・23生きている》

2018年5月11日

「野菜も生きている」のです。
野菜の気持ちに気を配っての農作業をしないと
いけません。

野菜の一生は「タネ」をつくることで終わります。
私たちが食べる野菜のほとんどは生育途上で収穫
したものです。

野菜がタネをつけると一気に老化してまずくなるのです。

ですから、野菜仕立てはタネをつくらせないように生育管理
することもあるのです。

摘芯や摘果、葉や実を早採りすると、野菜は
「タネができないので困った」
と、新しい葉をつけ、花を咲かせて実をつくろうとするのです。

こうした野菜の生理を利用して、収穫期間を延ばし収量を増やして
いくのです。

つづく