《自然に学ぶ・3 四季》

2017年12月10日

天童田麦野に本山を建立して18年目を迎えようとしています。
春は若葉、夏は涼しく、秋は見渡す限りの紅葉、冬は積雪で埋もれる
という四季の移りにメリハリがある中山間地帯です。

新居住地での生活は、初めから不安材料はなく、護摩が焚けて農業ができることに
夢がいっぱいあったからです。
普通なら、新しい居住地での生活には不安や悩みが付きまとうものです。また
近隣住民とのことも不安材料でもあります。

ところが銀座別院を建立してみると、不安や悩みが多いのには
自分ながら驚きます。
太鼓や金の音、煙りの出し方、非常ベル、時間の問題、銀座条例など
いつも気にしながらやらないといけません。

都会ではルールがあり、その状況はまたたくまに変化するのです。

田舎の大自然の中での生活は、四季の変化にだけ順応していれば、不安材料は
なかなか見つけられません。この変化も安心して楽しむことができるのです。

つづく