《自然に学ぶ・57気②空海》

2018年11月7日

難しい話になりますが、弘法大師空海が意識の進化について書いたのが
『秘密曼荼羅十住心論』です。

言葉に表し難い、こころの真の姿を10の段階に分けて解明し、それによって
意識の進化という創造的行為の本となっています。

この光イルミネーションに映し出された中庭の木々を見ていると、あたかも
『意識の進化』の過程を見ているように感じることができるのです。

それは第十住心 秘密荘厳心

*この心は、言葉では表せないので、善も悪も、正も邪も、美も醜も、
過去も現在も未来も、すべてを肯定して荘厳に光輝いているような状態。

光が回転して意識が変わっていくのを感じてしまうのです。

光輝く前での座禅での呼吸は、木々から出ているプラスの気ですので
『気楽』と言うことになります。
つづく