《自然に学ぶ・9雪解け》

2018年2月10日

今年の本山の春は雪が多くて遅いとみています。
雪解けとともに一挙に春になるということもないと
考えます。

例年、木々の幹を覆っている雪も、10日を過ぎると
木々も目覚め初めて幹を覆っている雪が解け始めて
来るのです。
今年はまだ解けていませんので春は遠いと考えるのです。

表庭は3メートルの雪壁、中庭は1’5メートル、裏庭も同じ位
の積雪量です。

こうした現象を見て夏場の状態を考えます。盛夏は酷暑、梅雨期
は長く低温になる。
稲を作るには、こうした状況を読んで発芽を考えます。
根を強くさせるには、低温での発芽をさせるのです。

梅雨期に強く、夏場に強く、台風に強くなってもらうからです。
自然界をよく知ることが農家にとって重要なのです。