2021年6月26日
10時からの祈願護摩行も色々の話で長引き、13時からは長崎からお越しの祈願護摩行に重なってしまいました。
護摩前には護摩行でのポイントを掴むために仕事の事、身体の事、悩み事など色々と話し合います。結論が出せるものは即答、あとは護摩後に話し合いをして指針を与えることにしています。
「ガンで入院していますがどうなんでしょう?」
「父は成仏しているのでしょうか」
「買いたい土地ですがいくらをポイントにしたら」
ちょっとした悩みや不安は誰もがあるものです。こうした細かなことはいちいち護摩行では取り扱わないことにしています。
燃え上がる炎の中に護摩木を投げ入れ、印を結んでマントラを唱え、本尊、行者、祈願者が一体と化す密教の祈祷の力を満喫してもらい、良い方向性を探すことにするのです。
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