2021年8月9日
朝方から緊急電話でした。深夜に腹痛から下痢、起きるとどうも心臓の調子が悪く不整脈のよう、しかし不整脈は起きていません。何か変だと思いながら時たま脈をとっていました。
相談会は9時ですので準備を始めていると、「母さんの心臓停止、今救急車を待っています。助けて!」と泣きながらの電話。
落ち着かせてどこの病院に搬送されるか、病院名も、自宅からどの方位かを調べて再度電話をさせました。
病院について電話がかかってきて、方位を聞くと本命的殺方位の病院でした。
「無理かも?」と言いたいのをためらっているところに、「今、亡くなりました」とのこと。
「何をすればいいのかわかりません、先生助けて!」50年来の知人の葬儀社の会長に電話をして、事情を話してすぐに病院へ行ってもらいました。
30分後には落ち着いた声で電話がありほっとしたのです。青年25歳、7日が誕生日。私が命名した息子ですが、葬儀社会長に励まされ次々に段取りをこなしたのです。この28日は私の田麦野村に新築した別荘の引き渡し日でした。新居を見ずにお別れになってしまったのです。
死因は「くも膜下出血」でした。変化年に当たりますので血圧は注意させていたのですが残念です。私が一番可愛がっていた弟子の一人でした。
戒名は病院から自宅にご遺体が着くと同時に授けました。享年57歳。仮葬儀をしてもらって、本葬は17日私が導師を務め送り出します。
涙ながらの葬儀はしたくないのです。
Infomation