『ちょっと休憩中·706天人合一』

2021年10月20日

どしゃ降りの雨も止んだようで空を見上げると月が出ています。暗闇で目を凝らしても田んぼは見えないのが、満月ではすべてが見えるのです。

午前3時の月が写真です。今日の十干十二支は「辛丑」です。今年の十干十二支と同じで秋の土用期間に入りました。

十干「辛」は天の象、十二支「丑」は地の象であり、九星は「人事の象」であるのです。

人は地に法(のっと)り 地は天に法り

天は道に法り  道は自然に法る

と中国の老子が述べているのです。

これは人は大地を規範とし、大地は天を規範とし、天は道を規範とし、道は自然の法則を規範とする、という意味で天人合一の思想であり、中国の思想の主流であったのです。天人合一の思想は、人は大自然の営みに従うのが良いとし、人間世界の秩序と自然の秩序が一致すると考えるものであり、天と人の両者が共通の原理によって結合しているとみる。すなわち自然現象と社会現象との間に一貫した原理が存在するとしてこの天地自然の原理に従ってこそ誤りのない行動ができると考えるのであるのです。

天と人を結ぶものが「気」であり、九星はこの気であり、天地自然の原理を十干十二支でとらえ、九星でとらえて人の性情や社会現象にまで及んでいるのです。

「辛」は新しくなろうという意味であり、新しい状態を言う。天の象

「丑」は紐、絡むで、結びあって解けないことを表しています。地の象

九星は二黒土星日。二黒土星は一般大衆、庶民の象意、人の象

衆院選が始まりました。天人合一の思想で衆院選をみるのも楽しみなのですが、

良い代議士を選ぶのが人の象ですから、責任ある選挙になるのです。

果たしてどうなるか色々と惑わされないようにしないといけません。

午前3時の満月