2019年12月18日
ちょっとの時間を惜しんでもやらなければならないことは
「仏器を磨く」ことです。
一日に何件もの祈願護摩がありますのでピカピカに磨かれている仏器も
すぐに手垢や汗、火焔で曇ってくるのです。
仏さまに差し上げる皿やお椀と思ってもよいのです。自分が食べる食器が
汚れていては食べられないのといっしょで、細心の注意をして光り方を見ているのです。
「磨く」ときはもちろん正座をして磨くわけです。軍手にタオル、磨き粉。
無心で磨いていると額から汗が、身体も熱くなります。
また、祈願護摩中、仏器がピカピカだと集中力も違ってくるのです。
これから年末にかけて大掃除になると思います。会社や家中がピカピカだと楽しくなるのは誰でもいっしょです。
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