『健康で·8中谷義雄先生と橋本徹馬先生』

2020年12月14日

「肝·腎·腸」の原理を知ってからは、ノイロメーター(微弱な電流を用いて)を使い自律神経の状態を測定し、症状、症候、不定愁訴の原因、こころの状態を克明に書いていったのです。そうしているとき知人から水沼寛先生を紹介されて、ヨーロッパにおけるガン患者の追跡調査の結果の本を(ガンにかかりやすいパーソナリティー·水沼寛·清水義治)貰いました。そのガン患者のこころの状態を東洋医学の測定値と比較して「治った」を出しなさいと水沼先生からも言われたのです。

それは統計化されているもので非常に参考になり、「治った」にも記述したのです。この自律神経調整法(中谷義雄医博)をよく把握して、次に「身体とこころ」の問題(地蔵寺·橋本徹馬先生·先生は佐藤栄作首相の私的相談役)をおうかがいしに行って参考にしなさいと本をいただいたのです。それは先生から因縁関係はこれだ❗というものでした。

当時、ぎっくり腰の治療を得意として治していたので、因縁関係は「目した」との不調和がないかを見る、とあり導通度を計ったあとに「家庭、仕事でトラブルはなかったですか」と聞くと、「2~3日前にありましたよ」との返事です。これはすごいことだと症例の患者さんがあると寝ずに勉強して覚えたのです。

「腸が煮えくり返るほどに怒り爆発」このようにメモを書いて整理をしてきたのです。

若いときは本当に勉強をしながらご縁をいただき今に至っているのです。

どの先生方も「肝腎腸」が重要と言っていましたが、「肝腎腸」を日常生活で捉え「お金ね!」と苦笑いされたのを覚えています。また、橋本徹馬先生からは

「何事も心配するこころで信心せよ」はこころにズシンときたのです。