『健康で·12和食と腸』

2020年12月25日

私が治療院を開設した頃は仕事仕事の世界でした。それに伴って胃·十二指腸の病気が圧倒的に多かったのを覚えています。一回胃カメラを飲まされ死んでもやりたくない思いが残っています。

では最近はというと「腸」の病気が増加の一途をたどり、大腸内視鏡検査を進められています。これは「大腸ガン患者」が多くなった結果であるようです。WHOが食物や栄養の癌との関連についての国際評価を見たことがありますが、

その頃(2004年?)過体重及び肥満、加工肉、動物性脂肪がリスクファクターとして大腸癌があげられ、予防要因として野菜、果物、食物繊維、大豆製品、魚などがあげられていたのです。

食のスタイルも変わりファーストフードのハンバーガーが、銀座三越の前にできて長蛇の列ができていたのです。(赤身肉) そしてフライドポテトでの油(リノール酸やトランス脂肪酸)を若い世代が食していたのです。時代と共に食生活と仕事のあり方が変わってきたのです。

ある経営者たちは炭水化物を抜いたりしていたり、断食療法に通っていたりして身体を維持していますが食物繊維摂取量が減少しないのかと思います。

2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて、日本人の和食が健康的で、長寿につながる食事であるとされました。「一汁三菜」というのが日本の昔からの家庭食ですが、腸に関しては日本食が良いのではないでしょうか。

私はほとんど毎晩「東洋医学」の「腹部を触診」して寝ることにしています。健康な人の腹は全体的に温かく、つきたての餅のように適度に柔らかい。上腹部が平らで、へその下がふっくらし、手応えがあるなどの特徴です。これで五臓の状態を診るのです。その他に超短波療法をしているのです。

最近のお医者さんはあまりお腹を診ないようです。