『本日の一言·177あと一歩』

2020年6月18日

徒然草を読んではいつも感銘する段ばかりです。(吉田兼好·鎌倉時代後期)

時代は変わっても人のこころのあり方は変わりませんが、コロナ社会で人のこころが歪んできているように思います。

「注意した!」事を「怒られた」、「いじめだ·パワハラだ!」という風潮がみえます。

経験からくる知恵、教えを「徒然草」で学べることが多いのです。

「高名の木のぼり」の段、

「もうすぐ終わり、あと一歩」と、緊張が緩んだときに、思いがけない失敗や事故が多く起こるものであると、何事にも通じる戒めであるのです。