『本日の一言·332筧·かけひ』

2020年11月30日

ことがうまく運ばず、不幸に打ちのめされたとき、落ち込んでもいいじゃないか。

焦らなくてもいい。自ずと時間がくれば、苦しみの一滴一滴が蓄積されたおかげで、筧(かけひ)のようにはねる活力が生まれる。

それを繰り返していくと、

人生の重荷にひるんだときも、次第に焦らずに、耐えていける。

(青竹の筧はある一定の量に達したとき、ザーッと水が流れ出す。その瞬間、もとに戻ってカーンと音をたてる。)