2021年10月15日
手で書いた字にはその人が映っている。
しゃべる言葉を聞くとその人がわかる。
ペンで書くよりも毛筆で書いた方が、その人の心持ちが出てくる。
ペンでは自由にならないこわばりが出る。その人の自由なところ、その心の動きかたが、ペンではよく出ない。
それには筆がいい、筆も硬い筆よりも柔らかい筆がいい、筆は我らの延長である、体の延長、心の延長である。
「人の心が表れる」尊敬する鈴木大拙師のことばであります。
25才の時より筆で書くことを覚えたのです。
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