『本日の一言②命の日』

2019年12月17日

「命の日」さて、どのように読むのでしょうか?

「いのちの日」もちろん、この様に読みますが、「めいの日」とも読みます。

故人が亡くなった日を「命日」(めいにち)と言いますが、「めいの日」(命の日)

と読んで「生まれ直す日」としているのです。

宿曜経は弘法大師が中国から持参したものです。

「宿曜経占真傳」(脇田文紹著)

明治時代に書かれた宿曜経を読んでみますと「命」「胎」「業」について詳しく書かれています。

「命」(めい)のことを詳しく読むと、「生まれ直す」という意味合いもあり、

人が亡くなった日を「命日」というのもここからきているようです。

誕生日は「命の日」として「生まれ直す」日にして人生を考えてみてもよいと思います。