『本日の一言28·武蔵』

2020年1月15日

宮本武蔵の「五輪書」を疲れた時に読むことがあります。

中でも「水の巻」を何度も読み返すことにしています。

「千日の稽古を鍛とし、萬日の稽古を練とす」

千日供養、千字供養などお師匠さんに教わったことがあり、それから千日を

使いだしました。

千日といえば約3年です。稽古に稽古の3年を費やし、ようやく鍛え上がる

のです。そして鍛え上げたものを土台にして、30年の稽古を積み重ねて初めて

練り上がるというのです。

般若心経100万遍読誦を達成させたりしたのもこの五輪書の影響でした。

時代は変わっても自分を磨くには「繰り返し」の方法はかわりません。

深夜行も先ほど終わり「まだまだ」と言われているようです。