『本日の一言319負い目』
2020年11月11日
「人間は負い目をしないように心掛けよ」と繰り返し言われていました。
人に恩を受けたならば、必ず恩を返せ。
恩を返すだけでなく、寧ろ恩を施すことを考えよ。
借りをしないのは物品や恩だけでなく、人に対して思っては
ならぬようなことを思った場合、例えば、あいつは嫌な奴だなあとか、
羨ましい奴だなあとか、あんな人間は不幸になればよいんだ、など良くない
心が起こった時には、すぐ心のなかで申し訳ありません、と懺悔の心を起こして、悪い心を帳消ししておけ。(回想ー山本玄峰)春秋社