『自然に学ぶ·107秋③東洋医学』

2020年9月28日

東洋医学の五臓色体表では「秋」は「肺と大腸」を表しています。

「肺」は本来の呼吸機能のほかにも、水液代謝、体温調節機能、免疫機能の

一部を含んでいます。

「肺」は「呼気」を受け持ち、「吸気」は「腎」が受け持って呼吸作用が成り立っているとされます。新鮮な空気は腎におさめ、肺は濁気を排泄して身体の気を入れ替えています。

肺は呼吸作用を通して気や水液代謝をしますから、この作用が衰えてくると、咳や痰、息切れ、喘息などの呼吸器系の症状が出てくるのです。また腎との関連で

むくみや頻尿など水液代謝のトラブルも出てきます。来月は「土用期間」になり秋から冬への変化月、東洋医学は自然を主にした医学ですので勉強してもいいと思うのです。