『自然に学ぶ·90半夏生と土用』

2020年7月2日

昨日は「半夏生」、湿度も外気温も高くなり本格的夏が始まる前に

身体を気候に順応させる10日間であると考えたらよいと思います。

その後の10日後は「夏の土用」入りになっています。今年は第二土用が8月2日になり、二の丑の土用がある年は外気温が高いとされています。

土用の「用」には「働く」という意味があり、土用期間中は土の働きが最も強く作用します。季節の変わり目ということでもあり土の作用が強く出ますので、草の根を取ることを禁じているのです。

また、「土公神」という神様がいます。この土公神さまは、土用の期間になると土の中に潜ることになり、土をいじり、掘り起こしてしまうと潜っていた土公神さまの怒りを買うことになるとも言われています。その様なことから、土用期間は死者が絶えない、ぎっくり腰が多くなると教えられました。

自然界の掟を知ることも大切だと思います。