2016年7月4日
本山の前庭、中庭は2週間も留守にすると、この時期、草がしっかりと生えています。
もちろん畑も草ぼうぼうの状態です。相談、護摩のあとはツナギに着替えて草刈りです。
二時間で前庭、中庭の草刈りが終わりました。それも藤沢市から護摩供養で来山した清田明子社長が《熊手》をもって手伝ってくれたから早く終わったのです。
草刈り後の草の匂いが辺り一面に漂っています。何か不思議とこころが落ち着き、出る言葉は
《綺麗になった‼こころは山の環境を楽しんでいるな!》
《こんな風情は俗世間では味わうこともできないではないかな!》
会話が弾み自然の息吹きから生きる喜びをもらったのです。
草刈りに明け暮れる毎日、自然と一体になって自分自身を鍛え上げることに精をだすことは、なんとも言えないしあわせ感を感じるのです。
空海の言葉に《,,.,,.、山霞一咽夕に神を谷う。》さんか いちえん ゆうべに しんを やしなう。 ( 性霊集)
があります。自然の中で無垢な魂にもどることを教えているのです。
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