2017年10月9日
「こころと身体」の治療は、東洋医学の五行色体表にある
「五志」から始まりました。
「怒り、悲しみ、憂い、喜び、心配」というこころの問題は
「肝・心・脾・肺・腎」の五臓に分類されているのを見て驚いた
ことを思い出します。
「なんでこんなに心配性なんだろう!」
「なんでこんなことで怒るのだろう!」
と疑問に感じていたことを教えて、開眼させてくれました。
「心配性」は腎が司どり、「怒りぽい」のは肝が司どっていることを
始めて知ったのです。
こうしたことから「こころと身体」には法則性があるとみて少しずつ
体系化したのです。
「・1」にも書きましたが「硬」と書く病気は、肝硬変、動脈硬化、脳梗塞、
腎臓硬化症、硬皮症・・・など直ぐにあげられます。
「硬く」なってしまうことには、何か因果関係があるかもしれないと毎日の
治療からいろいろと聞き取ることをしたのです。
『頑固な父親が動脈硬化症といわれ!』
この言葉がまたヒントをくれたのです。
つづく
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