《人に学ぶ・4皮膚病》

2017年10月11日

この時期、「皮膚病」で悩む人が多く見受けられます。
「皮膚」は境界の場と言って自分の「こころの中」と「外環境」の状況の違いを
表しています。

東洋医学では「肺ー大腸」が皮膚を司どっており、皮膚の下にある「肌肉」は
「脾ー胃」が司どっています。この二つの五臓六腑のバランスが皮膚疾患につながります。
こころの考え方は、「思い哀しみ」「先への思い憂い」が主題になっています。

従ってすべての皮膚疾患は、こころの状態で「他との不調和」からの原因と見ます。
例えば、手の湿疹は「先への思い憂い」、人のためにいやいや仕事をしていると考えることができます。
また、ブツブツ言っているから、手にも顔にもブツブツが出るといえます。

顔におできやあざができる人は、人に顔向けができないことの表れと見ます。

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