《人に学ぶ・7気管支》

2017年10月17日

東洋医学では、気管支疾患は「肺」と「大腸」の状態と診ます。

私の著書に「治す」がありますが、そこでも書いておいたように
「気管支疾患」は「きかん気」が強い現れと診ます。
「他人よりも多く息を吸う」「人に負けたくない」という
こころの動きの現れなのです。

調べてみると、「我の強い自己主義」と言ってもいいかもしれません。
他人の意見を聞いて、行いを治そうとする余裕がありません。

先週から私も風邪を引いて「気管支」を悪くし、咳もひどくなりました。
自分で治療をしましたが、二週間目で全快しました。
護摩中は一切咳は出ないのですが、何かの弾みで咳が止まりませんでした。

イライラが募り「穏やかなこころになっていない」と反省し、手にある
「孔最」というツボにお灸をすえました。
名穴であり肺疾患には最も良く効くツボです。
反省のためにしたお灸のようで、それからは体調もよくなりました。
「穏やかな人柄」になると、気管支疾患にはならないのか