《人に学ぶ・41自閉症》

2018年2月10日

相談に訪れる方の中に孫の「自閉症」で悩んでいる方が多い。
『耳は聞こえるようですが、ものを言わないのです』
「医者に診てもらったのですか?」
『5才の時に診てもらって自閉症と言われました』

「男の子で長男でしょう。父親の因果ですよね!」
「息子さんはあまりしゃべることはしないか、息子さんのお父さん、
即ちあなたの御主人が無口か、変わった性格か?ですよ」

『朝晩の挨拶など一切しないですね』
「お二人ともですか?」『はい!』
「子供を妊娠していた時に、或いは、小さい時によく喧嘩をしていませんでしたか」

『2~3才の時、毎日絶えず喧嘩をしていましたね。家内工業でしたから』
「わかりました!」

「口は物を食べるだけでなく、善い言葉や優しい言葉などを出して、人との関係を
良くするためのものであるのです。それをしないのですから口が不用になると考えませんか?
絶えず喧嘩を見て育った息子さんは口を聞かない人として成長したと思います。」

因果関係を紐解くと長くなります。
原因があるから結果が出るのです。
「人と余り口を聞かない、物事を陰気に考え込むことが多い、
秘密をもっていてそのことを口に出せない」など、
口はよい言葉、優しい言葉を出して人との間をよくするためにあります。

それが出来ないと言うことは口がいらないという事になるのです。
そこで口の利けない子が授かるとみるのです。