2018年5月18日
*道を学んで、利を謀らず
(空海・遍照発揮性霊集)
あれも欲しいこれも欲しいと目先の利益を追いかける人生に、何の意味もない。
勉強は、そして学問は、ゆくゆくは世の中の役に立っていく自分になるために、
そして自らの人生を学ぶために、深めていくものである。
人生に悩んでいる人が多い。
目先の目標がない、希望がない、夢がないと。
食べ物にしても、仕事にしても、パソコンさえあれば解決できる時代。
もっと日本人は勉強をしていた。わからないから知恵を出し合って考えあっていた。
「わからないことはスマホで!パソコンでしらべたら!」
こうした簡単便利は、次第に「道」がなくなることになる。
使わなければ衰えてくることがわかっているのに。
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