2018年5月19日
*法身何くにか在る。
遠からずして即ち身なり。
智体云何ぞ。
我が心にして甚だ近し
(空海・於東大寺供養三宝願文)
「自分を探す」と称して外国へ出かけたりするが、本当の自分は、その自分の体にこそ宿っている。
「自分磨き」と称してとりとめもない浪費をしてしまったりするが、自分は自分で磨くものではなく、
道を学んで磨かれていくものだ。そして仏の知恵は、真理は、ほかでもない自分のこころにある。
「行」の実践。こころを照らす灯りでもあります。
ですから毎日「護摩行」を通して、こころを磨き、こころを清浄にして仏さまと交信して、慈悲と智慧
に感応しているのです。
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