《人に学ぶ・97燃え上がる》

2018年8月4日

私は体温が高いので暑さはどちらかというと苦手です。
寒いのはいくら寒くても大丈夫ですが、今夏は「どうも!」
と言いたいのですが、猛暑・酷暑・災暑になると去年から
言っていますので大きな声では言えません。

銀座別院での護摩堂と本山の護摩堂とでは広さ、天井の高さで
比べることは出来ませんが、こころの持ち方は同じであります。

「行」というのは、「やっていることと身体が一つになっていること」
と教わっています。
「火焔、身体、太鼓の音、真言の声、錫杖の音」が一つになったときが
「行」で
あるのですから、暑さは感じないのです。

言葉を変えると『燃え上がる』ということになります。
一つのことに『燃え上がる』、これは大きなことをやり遂げるのに必要不可欠
のこころの持ち方です。