2017年7月12日
仏教では、この世を「娑婆」(しゃば)といいます。娑婆は梵語の「サーバ」、この世は
堪え忍ぶべき土地「忍土」である、ことを言っているのです。
身分が高い人はその忍土に触れないで暮らし、腹など立てないから「殿上人」と言われ
尊敬されたのです。
ですから人の上に立つ方は、教えるにあたり愛情をもって教え、叱るのも愛情をもって納得
させることが重要なのではないでしょうか。
*怒りの感情が湧いても、それを頭にもっていかず、腹にとどめることが良いのです。
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