《祈りに学ぶ・13雲》

2018年3月13日

『弧雲定れる處無し。本より高峯を愛す。
       人里の日を知らず。月を観て青松に臥せり』性霊集

*大空にぽっかり浮かぶ一つの雲に定まった場所がないように、わたくし空海にも
定まれる住所はない。生まれながらに高山霊峰を愛し、山林抖擻(とそう)を楽しみ
としてきたので、世俗のことはまったく知らない。
ただ月を愛で、青松のもとに臥すばかりである。

私の大好きな言葉です。青空も満天に輝く夜空も
機会ある事に見つめています。

これからの半年間は、芝の上に大の字になって大空を見上げて雲を追う、風の音を聞く
芽吹きの力を頂くなど、自然界から沢山のおかげを頂けるのです。