《祈りに学ぶ・26般若心経②》

2018年7月10日

今日の護摩行で般若心経200遍は読誦しています。
観自在菩薩は観世音菩薩であり観音さまです。

菩薩というのは悟りを求めてまだ修行中の人のことです。
一方ではすでに悟りの境地に(仏になる)入る修行を積んでいるのに、
仏にならず人々を救うために具体的に動いている人のことでもあります。

物事を自由自在に、何の偏見もこだわりもなく、ありのままに観じる
ことができる菩薩です。

般若心経はこの観自在菩薩が『空』という大原則を体得するための智慧
について書かれたお経なのです。

逆に言えば『観じることが自在だからこそ空を体得することができる』
といえるのです。