《祈りに学ぶ・36南無》

2018年10月6日

毎日の祈願護摩行で唱えるご本尊の真言も、四国遍路で唱えるご本尊の真言
も、平たく言うと仏様のお名前のことであるのです。

「南無」という言葉は、梵語のナマスからきたもので、「帰命」きみょうと
いう意味なのです。
帰命とは、身命を投げ出して信心すると言うことで、「南無不動明王」とは、
他のことはいっさい忘れて「お不動様」にお任せいたしますという誓いの言葉
になります。

こころを込めて一心に唱えることで、お不動様から目に見えないお力を
いただいていると思っています。