《祈りに学ぶ・43作法⑦真言を唱える》

2018年10月18日

普段、部屋にいてちょっと気を変えるとき、空を見上げながら
私は「真言」をあげたりもします。

或いは、歩きながら信号待ちのとき、車を運転しながらの信号待ち、
列車や飛行機に乗る前など「真言」をあげて無事を祈ることにして
います。

大事なのは、わずかな時間であっても一心に真言を唱える事が良いのです。
こうした日常生活に「真言」を一心に唱える生活をしていると、悩みや願い
が叶ってきます。

私が唱える真言は「お不動様」の真言ですが、いつも「お不動様」のご利益
を受けていると感じています。

今まで大病もなく、お寺のことも、農業のことも問題は出ていません。すべて
順調にいっているのは「お不動様のご加護」であるといえます。

声は大きな声を出しても、こころの中で出しても差し支えありません。
でも、家の部屋にいて威儀を正しているときは、大きな声で唱えると良いと思います。

声に出すことは仏さまだけに集中出来る状態になるからです。無言でやるよりも雑念が
入りにくくなります。

「観音さま」の真言もよいですね。なぜなら『音を観ずる』仏さまですから。

私の小さな時、「観音さま」は虫の声も聞き分けるのだと、
おばあさんに教えられました。
「自然界の音」を聞き入れてくれるのは凄いと当時は思ったのですが、今
この年になっても凄いと思っております。

ですから、私の部屋には観音さまも祀るというよりも、見守って下さる方と思い、
「じゃあ行って来ます!お守り頼みます!」
というぐらいの挨拶の仕方をしているのです。

観音さまのご真言は『オンアロリキャソワカ』です。
つづく