2017年6月26日
「お陰様」のこころを持っていると、どこにいても「祈り」の基本である
「合掌」が素直にできます。
この合掌の形は、人が祈りのこころをもったときに、自ずと手が合わさる自然的動作です。
(*最近よく見掛けるのですが、堂内に入っても合掌して仏様にご挨拶する方が少ないと感じます。)
私たち密教僧は印契と言って、手と指を組み合わせて印を結び、諸仏・菩薩の悟りを行者の身に表す基本が
まず「合掌」であるのです。
それほど大切となる「合掌」、自然に手を合わせることが出来れば「祈るこころ」も強いと感じます。
(*合掌した手の上に、こころを如実に表し、仏様と指先が一線になるようにするとよいのです)
つづく part11
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