《祈りは元気の源 part11》
2017年6月27日
40年以上にわたり四国遍路に行っています。今年は5年ぶりに巡拝したのですが、
初めて参加された方もおります。「祈る」ことはあっても経本を持ってお経を唱える
事はないと思います。ご本尊を前にしてお経を唱え、お経が終わった後の2分間が、自分の
「祈り」といってもいいでしょう。
ポピュラーな経典「般若心経」を唱えるのですが、自然に覚えてしまいます。またご本尊の真言
も巡拝中に覚えてしまいます。
経典も真言も力強いリズム感がありますので覚えられるのだと思います。
自然界からのリズムと私たちが唱えるお経のリズムが合致して、「祈り」がご本尊にも、自分にも
届いていることを知ることが出来るのです。