《祈りは元気の源 part7》

2017年6月23日

本山の敷地面積は3000坪、田んぼや畑や山を入れると勘定ができません。
少子高齢化は田麦野村でも20年ほど前から始まっています。
そうしたことで本山の、
田んぼや畑などが次第に増えてきました。20160714_155208
今年からは天童駅前にあるIMG_20170606_181521「THE TENDOU HOUSE」に、無農薬野菜や
お米、パン用小麦粉を納入しますので、土地はいくらでも必要であるのです。
こうした畑や田んぼも全て加持祈祷して清めて作物を作るのです。
自然界からの恩恵、何百年も命を育んできた土地に感謝し、また先人たちへの供養
も「祈り」の中に入れるのです。
お寺で「農業とは」思いつかないでしょうが、農業に目覚めたIMG_20170616_130155お寺と考えてもいいと思います。
いつも自然界(大宇宙)からのリズムを受け取り、農作業をしながら読経し作物にもエネルギーを
与えたり、いただいたりの生活は元気いっぱいになってきます。
密教の祈りは、心口意、すなわち手に印を組み、口に真言を唱え、心だけでなく身体全体を使って
(身体全体を統一して)祈るのですから農作業も重要な「行」と考えているのです。IMG_20170610_155205