2018年1月10日
今日で新春の行も3日目になりました。
外は吹雪で護摩壇上からは雪が舞いこんで降って
きています。
暖房をしてないために、吐く息も白く見えます。
鐘の音が鳴り六大明王の真言を唱え始めます。
吐く息が白く見えましたが、また鼻からも白く出入り
しています。
禅宗時代に白隠禅師の「坐禅和讃」を繰り返し読みあさり
ました。
《衆生本来仏なり~、この身即ち仏なり》
この意味が再びよみがえったのです。
《呼吸》の有り難さです。
呼吸をしていることこそ自分も仏と一体であると。
呼吸なくしては真言も唱えられないと。
《人として生かしてくれている呼吸の力》
感謝から始まった新春の行なのでした。
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