『祈りに学ぶ·103火焔③』

2021年1月23日

火は物体について燃える性質をもち、また、それが燃え尽きるとそこから離れてつぎの物体に燃え移っていく離合の働きをもっている。付いたり離れたりする離合の原理がある。

離合の作用とは、二つのものが付着して一つに結合し、また、結合して一対になったものが二つに離れる働きがある。地上に昇ってきた太陽が、我々の天空付いて光熱を与えてくれているが、やがて西空に沈んで、我々の天空上から離れて行く。このように、太陽にしても、火気にしても、火の性質をもっているものはみな離合の作用がある。

こうした作用から、悪いことから離れ、たえず吉祥について功を成し、名誉を受けることが多い。

護摩木にこころを込めて願いを書くことが大切なのです。

·········続く········