『祈りに学ぶ·108写経』

2021年4月7日

コロナ感染の祈願も多く、また病気や事故での祈願護摩も先月よりとても増えてきています。九星で七赤金星が暗剣殺を帯びる年は「突然に」病気や事故に合うものと言われていますので、そうした影響もあるのではないかと思います。

今年の新年お札の頭が焦げたり焼けたりしている方の半分は九星に関わらず調子が悪いと言ってきています。原因は人それぞれですが「身体の冷え」からくるものも多いのです。

「冷え」が取れず、「身体は氷のように冷たいのですが」と言われ、「お宅には死者で浮かばれぬ人がいるのでは」と言うと「そうなんです」と言われいろいろな事情を言われたのです。

その後、浮かばれぬ人の護摩供養をして半年後にお見栄になり、やっと冷え性が治りましたと言ってこられたのです。

私にとっては嬉しいことですが、その方の成仏させる供養の努力も大きな力になっているのです。その一つに「写経」の力です。108枚の写経を丁寧に書き上げて持参してきたのです。一字を書いては合掌というやり方で書き上げた写経でした。こころからの供養、これに勝るものはありません。