『祈りに学ぶ·115曼荼羅①』

2021年4月29日

「本山の本堂にある両界曼荼羅を縮小判にして飾りたいのですが許可を与えてくれませんか?」と春彼岸の四国遍路のときに言われました。

「一間半もある大きいのでも出来るのかね?」「今の技術では何でも大丈夫です」といって京都東寺の近くの店(会社)で制作して出来上がってきました。

「密教九星気学でも使う金剛界曼荼羅」は中央の成身会をはじめ、会と呼ばれる9つの区画からなっています。金剛頂経の教えを表す成身会は、大日如来の知慧の世界そのものともいえる会で、単独で金剛界曼荼羅と呼ばれることもあるほど重要な会なのです。これを根本会や羯磨会とも呼ばれるのです。

1461尊が描かれて、悟りに至るまでの9段階を説いており、九会(くえ)曼荼羅とも呼ばれているのです。この九会を九星気学に使用しているのです。

·········続く········