2019年12月10日
冬行始めの「深夜行」6日間も終わり昨日からはゆとりが出来ました。
深夜0時から朝5時までは、慣れていてもつらいものですが、
そこはお不動さんが寄り添っているので、いつしか集中しているのです。
普段の護摩と違いゆっくりした流れから始まり、集中力が出たと同時に
次々に護摩木を釜に投げ入れて、火焔とともに一心に不動真言を唱えます。
「無」の境地になることが、この歳になってもなかなか出来ません。
読経中からすんなり「無」になると、あっという間に終わるのですが、
今日訪れて来た方々のことで気になることがあると、どうにかならぬものか?
と考えているのです。
お堂に入る前には、「この事、あの件」と反復してはいるのですが、
ふっと湧いた案件も出たりします。それはそれで「執着」せずに流れにまかせます。「執着」することが一番だめになるからです。
今月は「大晦日」、本堂での読経は20時から、22時30分からは護摩堂での祈願護摩です。
「除夜の鐘」を20時に打ち鳴らして本堂から始まります。
吹雪にならぬように!と。
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