『祈りに学ぶ·58薬師如来』

2020年1月16日

薬師如来の「十二の大願」があります。薬師如来の脇侍は日光菩薩と月光菩薩で

薬師三尊となり眷属として護法神の十二神将を従えています。

自己本位の生活ではなく他人への福利の人格を得させようとされるのです。このような悟りと福利がある願いが「十二大願」なのです。

この薬師如来と本尊不動明王と四大明王の五大明王、愛染明王と弘法大師を交え供養して作ったお守りが「財福富貴」です。

作ってかれこれ20年になりますが、そのお陰を受けている方はたくさんいらっしゃいます。

「3日前からお守りから生臭い匂いがしたが異変があるのか?」との姉からの問い合わせでした。

その2日後に隣家が火事になり、延焼は無脱がれたものの少し焦げたりし家の中は水浸しになりました。

「お守りから生臭い匂いがします」との同じ問い合わせ。地方に住んでいる母親が横断歩道での交通事故で即死でした。

「部屋の中、物凄くいい香りがお守りから出ているのですが! 転職を思い止まりましたからですかね。」

会社の役員に抜擢された匂いだったのです。

筒の中にはご供物などのお香、砂金、五穀米などが入っておりますので「生臭い」臭いはしないはずです。

薬師如来とその眷属、六大明王、お大師さまのご縁から生まれ、二十八宿の真言を入れての御供養でした。祭り日は個人の生まれ日(宿曜日)になっています。

昨夜が「財福富貴」の祈願日でしたので、今日は発送準備で執事長はてんてこ舞いです。