『祈りに学ぶ·90祈願護摩木』

2020年10月19日

銀座教室が終わり祈願護摩行が18時30分から始まりました。4丁目に移転して始めてになりそうな護摩行で驚いたのです。

昨日は凄さが出る護摩行でしたので、それ以上に凄さが出るものと思っての祈願護摩行でしたが、最初の出だしからつまずきました。

その前の準備のときに電球がピカピカと光っていたので電球切れかと思っていたのです。

読経も終わり護摩木に点火したのですが、いつものように直ぐに燃え出してきませんので「消えた!」との思いで誘導点火をしていると5分程で漸く燃え出してきたのです。

本山では燃え広がらずに消えることも何人かありましたが、別院では今までありません。

護摩行が終わると「火が消えていたと思いました?」と祈願者が。

「消えてなくてよかった、護摩木を焦って書いたようで気を入れて書いてないとこういうことになるんだ!」

「今日の朝書いてきたのです。慢心していました。税務署の監査、現場での事故、多忙極める仕事でおろそかにしたのです」

やはり問題があったのです。ピカピカ点滅していた電球は切れていなく正常についていましたので、脇机に護摩木を置いたときにはわかっていたように思います。

祈願護摩木に祈願を書くときは、こころ静かに思いを馳せて書かなければなりません。