2018年11月16日
昨夜15日は新月から数えて7日、「月は上弦の月」、また七五三の日
でもありました。
農家は何月何日に一年が始まるとかということは気にしていません。
季節を二十四節気や雑節(季節の移り変わりをより的確につかむために、
日本人の長い生活体験から生まれたもの、主に農作業に即して作られおり、
より農業に密接した節目)ではかり、咲く花や、虫の声、渡り鳥で季節を
感じ、自然に即して仕事をしていたのです。
植物の生長は、月の満ちる新月から満月の期間は葉や根、茎が大きくなる
栄養生長が盛んになり、逆に月の欠ける満月から次の月の新月までの期間は、
花が咲いたり実がなったりする生殖生長が盛んになると考えられていました。
つまり、新月から始まって満月を経て、次の新月で一区切りと考えます。
「ダイコンの種を蒔こう」と思ったら、前月の満月の頃から畑を耕して種蒔き前の
準備を始め、新月がきたら種蒔きをおこないます。
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