《食に学ぶ・5違いが》

2018年11月17日

追肥を行うときも、考えないといけません。
追肥には
葉肥(栄養生長のための肥料)(はごえ)と実肥(生殖生長のための肥料)
と二つの役割があるのです。葉肥をやるなら新月から満月の間に、実肥を
やるなら満月から次の新月の間に与えるのです。

この様に月の満ち欠けをみながら無農薬野菜作りをしています。
月の満ち欠けで畑仕事をするさいにも
「満月に蒔き時来たり ひと月を蒔くとはいわん 蒔かずとはいわん」
の気持ちでいくのです。

「月と農業」古いようで納得いく仕事であるのです。自然にそくした農作物
の作り方でもあります。

一昨日も大根を煮ました。担当者の長岡君が
「この大根はうちのでないですよ!苦みがあって筋ぽいです!」
間違いなくうちで育てた(彼が育てた)大根ではなく、いただいた大根であったのです。

無農薬野菜との違いをわかった彼に拍手をしました。
少し一人前の農業人になったようです。
自然環境を失うことなく、彼も育ってくれたらと思います。